年が明けました

今年もまた始まりました。
どんだけ経ってんねん、ってつっこみはおいといて…

昨年は体調を崩し、初めて入院を経験。
健康なほうだと思っていたけれど、何からどうなるかなんて分からないものだね。
原因不明の病気だけれども、対応法は確立されててそれに沿って手術、無事完治…といえる体調になりました。
一番調子の悪いときは、10分歩いたらお腹痛くて動けなくなってたものね…
今思うと、本当に異常事態と言える。
会社から家に帰るのが辛くて、途中の横断歩道のフチで座り込んでしまうことも多々。
情けなくて父ちゃん涙が出てくらいって…道端で泣けてしょうがないことも。
見栄っ張りなので、涙が他の人から見えづらい「夜」限定だけどね。

今は以前と変わらない生活が送れるほど、体調は回復している。

大きいことが起こる度に、いつも考える。
人生、いつ何があるか分からないってこと。
この日記を書き終えた瞬間に、亡くなっている事もありえない話じゃない。
阪神大震災に巻き込まれた時も思った。
たまたま地震をテーマにした小説を読んで、事実は小説よりも奇なり、今のほうが状況悪いじゃんとか…。

そういえば誰かが本を読んで、こういう世界もあるんだと、完全に他人事として読めるところに驚いたことがある。
私はいつも、何を見ていても、現実、自分の周りに引き寄せて考えてしまう癖があるんだと。
事実じゃないから読めるんだとその人は言ったけれど、私は事実でないと分かっていても…そうは読めなくなった。

人生何が起こるかなんて、本当に分からない。
明日も退屈な日常が待っている、と思い込んでいたけれど、そんなことはない。
日常を継続していくだけでも、どれだけの労力が払われていることか。
フツーは普通じゃなく、みんな綱渡りの努力をしながらそれを続けているんだ。

いろいろ考えていると、怖くなってしまう。
変化は昔から得意じゃない。
同じ事を積み重ねていくほうが、どちらかというと得意だと思っている。
でもさ…
人生なんて変化ばかり。
卒業すれば、会社に入れば…と、フシメを超えれば、安定した日常を手に入れられると思ってた。でもそんなのファンタジー。
怖くてたまらない…。